【次世代モビリティ・海外】MaaSでまちづくり変えた「ブリュッセルの奇跡」 何をしたのか

MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の先進的な取り組みが多い欧州にあって、近年、ひときわ注目を集めている都市が、ベルギーの首都であるブリュッセル市だ。都市を人中心の空間に再編する「Good Move」というビジョンの下、様々な取り組みがなされているブリュッセルの現状を、モビリティデザイナーの牧村和彦氏が解説する。

2023年9月、ベルギーの首都ブリュッセルでご当地MaaSアプリである、「Floya」がスタートした。ブリュッセル首都圏内の地下鉄、トラム(路面電車)、路線バス、郊外電車、タクシー、自転車・電動キックボード・カーシェアリングなどの情報を一つのアプリに統合し、マイカーでの移動に対してもう一つの選択肢を提供する取り組みだ。

MaaSでまちづくり変えた「ブリュッセルの奇跡」 何をしたのか(日経クロストレンド)