フォルクスワーゲン(VW)が、電気自動車(EV)用のリチウムイオン電池事業で自動車部品大手ロバート・ボッシュとの提携を検討している。25日付業界紙アウトモービル・ウォッヘが伝えた。同社のウインターコルン最高経営責任者(CEO)は24日、米テネシー州チャタヌーガのVW新工場オープンを記念する式典に出席した際に、EV用電池の製造でボッシュとの提携を検討していることを明らかにした。リチウムイオン電池をめぐっては、ライバルのダイムラーが既にコングロマリットのエボニック・インダストリーズと合弁会社リテックを立ち上げ、量産体制を整えている。
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