【話題・新製品】電動化戦略の要となるか、アルファロメオ初のPHEV

欧州Stellantis(ステランティス)は2023年8月26日、高級車ブランド「Alfa Romeo(アルファロメオ)」の多目的スポーツ車(SUV)「トナーレ」のプラグインハイブリッド車(PHEV)版を日本で発売する。同ブランド初のPHEVで、電動化戦略の柱となる1台である。

アルファロメオは、現在急速にパワートレーンの電動化を進めている。アルファロメオの最高経営責任者(CEO)、Jean Philippe Imparato(ジャン・フィリップ・アンパラト)氏は2023年1月の発表会で、「電動化への参入は遅かった」と認める。その上で電動化への切り替えのスピードは「世界一を目指す」(同氏)と宣言した。

アンパラト氏の言葉通り、同ブランドは、2022年まで電動車を販売しておらず、他の自動車メーカーと比べると電動化が遅れていた。ただ今後は電気自動車(EV)シフトを加速させる。2024年には同ブランド初のEVを市場に投入し、2027年にはラインアップの全てをEVに切り替える方針だ。

電動化戦略の要となるか、アルファロメオ初のPHEV(日経クロステック)

 

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