【話題・新技術】核融合だけではない、日本発の次世代エネルギー技術「QHe」とは

京都フュージョニアリングの100億円調達や、ノーベル賞受賞者の中村修二氏らによるスタートアップ設立など、核融合に関するニュースを目にする機会が増えてきた。

そうしたなか、東北大学との産学連携体制によって「量子水素エネルギー(Quantum Hydrogen Energy、以下「QHe」)」という独自の発熱方法の開発と普及に取り組むのが2012年創業のクリーンプラネットだ。

QHeは、水素を使用して、都市ガスの1万倍以上という莫大なエネルギー密度をもたらす次世代のクリーンエネルギー技術。実用化されれば、さまざまな工場の熱源としてや、将来的には各家庭の冷暖房や電気にも活用することができる。またCO2排出量もゼロかつ放射線や放射性廃棄物は一切発生せず、摂氏1億5000万度の高温核融合に比べ、QHeでは800度という低温度帯でエネルギーを発生させるため、安全管理が極めて容易になる。

核融合だけではない、日本発の次世代エネルギー技術「QHe」とは(Forbes JAPAN)

 

Tagged on: ,