【提言・次世代モビリティ】電動キックボード、不可解な日本の「逆行の規制緩和」の謎

電動キックボードが7月1日の改正道交法で免許不要となり、ヘルメットも努力義務となった。立ち乗りで見るからに不安定。事故が懸念されていたが、7日、酒気帯び運転の男子大学生(19歳)がタクシーへの追突事故を起こした。

最高時速20km以下など一定の条件を満たすものに限っての規制緩和だった。しかし「事故多発で英仏では規制強化の動きが拡がっているのに、なんで日本は逆行するのか」(自動車業界関係者)という不審の声を裏付けた。

確かに電動キックボードは優遇されている。もともとは「原付一種」の扱いで免許やヘルメットが必須。それが普及を妨げているとして、事業者は’19年5月「マイクロモビリティ推進協議会」を設立して規制緩和を訴えた。

【電動キックボード】不可解な日本の「逆行の規制緩和」の謎(現代ビジネス/Yahoo!ニュース)