【企業・電池】スバル、EVの「寒冷地対策」で生じる課題と商機 温度管理の技術に注力する電池戦略は実るのか

「電気自動車(EV)に使われるバッテリーのリチウムイオン電池は、人が快適と感じるような温度条件でないと十分な力を発揮できない。低温だと(思うように)充電できないし、高温だと最悪の場合には発火する。どうやって温度管理してくか、自動車メーカーの実力が問われるところだ」

SUBARU(スバル)の藤貫哲郎CTO(最高技術責任者)は、同社が6月21日に開いた株主総会の質疑で、EV向けの電池戦略で重視する部分について、そのように語った。

そのうえで、「品質問題を起こすと大きな迷惑がかかる。そういったリスクを考えたときに、われわれが新しいバッテリーを追い求めることが正しいのかどうか」と述べ、現時点では独自の電池開発について消極的な姿勢を示した。

スバル、EVの「寒冷地対策」で生じる課題と商機 温度管理の技術に注力する電池戦略は実るのか(東洋経済オンライン)

 

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