群馬県渋川市は、桐生市の自動車部品メーカーと連携して、このメーカーが開発する新型モビリティ＝小型のモーターで動く４輪の自転車を活用し、高齢者や観光客などの移動手段とする取り組みを進めると発表しました。
渋川市は、木尾竜氏の自動車部品メーカー「山田製作所」が開発している新型モビリティを活用し、「人と環境に優しい」交通を目指すプロジェクトを発表しました。
この開発中の車両は、今年７月に施行される改正道路交通法で「特定小型原動機付き自転車」に分類され、運転免許が無い人でも公道で運転することができるようになります。
山田製作所が初めて手掛ける完成車両で、４輪で安定性が高く、化石燃料を使用せず環境にも配慮されています。 免許を返納した高齢者や観光客の移動手段の確保が課題となっている渋川市に、山田製作所が連携をもちかけ、プロジェクトがスタートしました。
今後、道路交通法の改正後に市内の一般道で走行テストを行い、さらに、市の職員や市民が利用する実証実験を進め、利便性について検証していくということです。
新型モビリティ活用で高齢者や観光客の移動手段に 群馬・渋川市と山田製作所が連携（Yahoo!ニュース／群馬テレビ）