ホンダは2015年をめどに燃料電池自動車(FCV)を量産する。開発部門の本田技術研究所は「現在の電気自動車(EV)並みのコストを目指している」としており、量産によるスケールメリットなどを生かし、第一歩としてコストを500万円以下に引き下げる意向だ。トヨタ自動車も15年までにコストを大幅に低減したセダンタイプの新型FCVを投入する方針。水素供給業者は全国100カ所程度に供給ステーションを15年までに整備予定。自動車各社が車両の低コスト化に本腰を入れることでFCVの普及に弾みがつく。
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