【話題・企業】電気自動車に質問が集中、トヨタ佐藤新社長は会見でどう答えたか

2023年2月13日、同年4月にトヨタ自動車(以下、トヨタ)の新社長となる佐藤恒治氏は同月に発足させる新体制を発表し、併せて新体制が進めるクルマづくりのテーマや重点事業を説明した。質疑応答では、重点事業に掲げた「次世代BEV(電気自動車)を起点とした事業改革」に質問が集中。それらの質問に佐藤新社長はどう答えたのか。

佐藤新社長:今回説明した内容はこれまでと変わらない。基本的にはマルチパスウエー(全方位戦略)、すなわちあらゆる選択肢を多くの人に(提供する)ということを前提とする。その上で、1つの選択肢であるBEVに対しても具体的な取り組みを加速していくということだ。

エネルギー環境が異なり、各国の規制や経済状況も違っている中でも、多くの人に移動の自由を提供すること。そして、カーボンニュートラリティー(温暖化ガスの排出量実質ゼロ化)を実現する上では各国の事情を考慮した取り組みが必要だというのは、トヨタの不変の考え方だ。

電気自動車に質問が集中、トヨタ佐藤新社長は会見でどう答えたか(日経クロステック)

【トヨタ自動車】佐藤次期社長 次世代の電気自動車開発を進める意向を表明(YouTube)

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