トヨタ自動車は10日、米カリフォルニア州で燃料電池自動車向けの水素ステーションの稼働を開始したと発表した。トヨタは2015年に燃料電池車の量産車を販売する計画で、インフラ整備も進めていく。トヨタの米国販売子会社の敷地に設置したステーションは、遠隔地から水素をパイプラインで供給するのが特徴で、米国初の方式という。英・オランダの国際石油資本、ロイヤル・ダッチ・シェルなどと共同で設置した。燃料電池車は水素と酸素を反応させて走る自動車。次世代環境車の本命といわれているが、インフラ整備が課題となっている。
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