【市場】「次のマイカーはEV」消費者マインドに変化、ラインアップ充実やガソリン高騰が影響

J.D.パワージャパンは、「購入検討する車のエンジンタイプやEV購入意向」に関するアンケート調査を実施。4人に1人が次回購入ではEVを検討していることが明らかになった。調査は2022年7月、インターネットアンケートで実施。20~69歳の計2800名から得た有効回答をまとめた。まず、次に自家用車を購入するとしたら、どのようなエンジンタイプを検討するかを尋ねたところ、約半数がガソリン車(49%)やハイブリッド車(48%)を検討すると回答。EVは前回(2021年)調査と同じ25%だった。購入予定時期別でみると、EVは3年以内では前回調査から3ポイントアップの24%。6年後以降も同水準の25%だったが、前回調査から4ポイントのマイナスとなっている。前回調査では購入予定時期が先であるほど、EVの検討意向が高くなっていたが、今回の調査ではその差はほとんどなくなった。この1年でEVのラインアップが充実し、「EVはまだ先の話」から「次のマイカーはEVを検討してみよう」へと、消費者の気持ちがシフトしつつある様子が反映されている。

「次のマイカーはEV」消費者マインドに変化、ラインアップ充実やガソリン高騰が影響(レスポンス)

 

Tagged on: