【市場・自動運転】ADAS 自動運転システム搭載車両数、2030年に倍増と予測—最多はレベル2

矢野経済研究所は8月24日、ADAS(先進運転支援システム)/自動運転システムの世界市場を調査し、2030年までの新車におけるADAS/自動運転システムの搭載台数を予測を発表した。世界の新車市場でADAS/自動運転システムの搭載台数は2021年が4097万6019台だったが、2030年には7915万3000台と約2倍に増えると予測する。世界新車販売台数における搭載率は76.9%に達すると予測する。2030年の自動運転技術のレベルの内訳ではレベル1(運転支援)が1202万3000台、レベル2(運転支援)が3675万2500台、レベル2+(運転支援)が2339万9000台、レベル3(条件付自動運転)が625万2500台、レベル4(高度自動運転)が72万6000台を予測する。2025年に向けて日米欧中ではADASの標準搭載が進み、2023年にレベル1は2800万台でピークアウトし、2024年にレベル2が3000万台を超えると見通す。このため、2025年のADAS/自動運転システムの世界搭載台数は6739万6560台、世界新車販売台数おける搭載率は70.6%に上昇すると予測する。

ADAS 自動運転システム搭載車両数、2030年に倍増と予測—最多はレベル2(レスポンス)

 

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