【次世代モビリティ・未来】回遊性高める次世代モビリティの未来像

2022年4月、道路交通法の一部を改正する法律案が可決・成立した。前回の「まちのインフラロボット」とともにこの法律に新たに位置付けられることになったのが、回遊性を高める役割が期待される電動キックボードだ。向こう2年以内に社会実装にこぎつける見通しの次世代モビリティは、まちなかにどう定着し、まちのあり方をどう変えていくのか。まちの将来像に、次世代モビリティが落とし込まれるようになってきた。一つは築地市場跡地。東京都は市場跡地約19haを約70年の定期借地として民間企業に貸し出し、新しい文化の創造・発信拠点を整備する方針だ。この地区では多様な交通手段の結節点としての役割を想定し、次世代モビリティの活用を求めている。

回遊性高める次世代モビリティの未来像(日経BP)