【提言】次世代モビリティの市場展望:第二章『EVによるカーボンユートラル戦略』

自動車産業のなかでは、いわば常識なのだが、EVは必ずしもカーボンニュートラルではない。理由は2つある。ひとつは電源構成による発電時のCO2発生の問題。そしてもう一つは、LCAの観点で見たEV製造時に発生するCO2の問題である。どこで間違ってしまったのか、「EVは正義、エンジン車は悪」というレッテルが貼られてしまったように思えて悲しい。世界的なネガティブキャンペーンによる印象操作がその主たる理由であるが、他方で、各国政府がその方向で政策を進めていることを見逃すわけにはいかない。本章では、EVはCO2を排出するモビリティであることを容認した上で、どのようにカーボンニュートラルを実現すれば良いかを解説する。

次世代モビリティの市場展望:第二章『EVによるカーボンユートラル戦略』(mirai.Response)

 

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