【提言】豊田章男氏はなぜ「カーボンニュートラル」と語るのか、「電動化」とは言わない深すぎる事情

自動車業界のニュースは相変わらず「電動化」の話題が多い。その中で、トヨタ自動車の代表取締役社長と日本自動車工業会の会長を務める豊田 章男氏は、「カーボンニュートラル」という言葉を多用している。自動車業界におけるカーボンニュートラルと、そこから見える日本が進むべき方向性を考えたい。9月7日、トヨタ自動車は電池とカーボンニュートラルに関する説明会を開いた。主な内容は車載用電池の開発と供給に関するもので、カーボンニュートラルの実現に向けて2030年に電動車800万台、うちEV(電気自動車)とFCV(燃料電池自動車)で200万台の販売台数を見通していると公表した。そのためにも電池の開発は急務であり、2030年までに1兆5,000億円を投資すると発表している。電池は2020年代後半までに、1台あたりのコスト半減を目指すとも表明した。

豊田章男氏はなぜ「カーボンニュートラル」と語るのか、「電動化」とは言わない深すぎる事情(ビジネス+IT)

 

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