【話題・企業】ヤマハ、2050年までにカーボンニュートラル目指す

ヤマハ発動機は7月19日、2050年までに製品ライフサイクル全体のカーボンニュートラルを目指す新たな環境目標を発表した。2050年に2010年比でCO2排出量50%に削減するとしていたこれまでの目標を、カーボンニュートラルへ見直した。ヤマハ発動機の日高祥博社長は同日、オンラインを通じて行った環境技術説明会で「ライフサイクルCO2排出量を(2010年実績に対し)2030年に24%、2035年に38%の削減を目指し、2050年までに90%削減する目標を設定した」と述べた。残りの10%分に関しては「国際的に認められた方法でオフセットする」としている。さらに日高社長は「目標達成に必要なカーボンオフセットの取り組みを加速させるため、2022年環境資源分野に特化した自社ファンドをシリコンバレーに設立する。運用期間15年、総額1億ドル規模の事業を計画しており、当社が取り組むべき領域に注力しながら、カーボンネガティブにつながる新規事業の構築を目指す」ことも明らかにした。

ヤマハ、2050年までにカーボンニュートラル目指す…新領域モビリティや電動バイクで(レスポンス)

 

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