【話題】電気自動車を充電する時間帯によって温室効果ガスの排出削減が可能に

米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、電気自動車(EV)を充電する時間帯によって、EVによる温室効果ガスの排出量を大幅に削減できることを示す研究を発表した。研究結果は、2020年11月26日付で『Environmental Science & Technology』に掲載された。交通手段に関連する排出量は世界的に増加しており、現在、アメリカでの温室効果ガス正味排出量の約20%はセダン、SUV、ミニバンなどの軽量自動車が原因となっている。EV導入によってこれらの排出量を削減できる一方で、EV充電に使用する電力源に関連する排出量も考慮する必要がある。今回の研究では、EV充電に使用する電源に関連した排出量削減について検討。地域ごとの充電パターンと外気温が自動車の燃費に与える影響を考慮に入れ、EVを充電する時間帯が排出量に大きく影響することを発見した。

電気自動車を充電する時間帯によって温室効果ガスの排出削減が可能に——太陽光発電が多い地域 …(fabcross)

 

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