三菱自動車は、バッテリーの供給障害が緩和されたことから、電気自動車(EV)の販売台数目標を40%近く引き上げた。益子修社長が1日、明らかにした。同社長は、特に欧州での需要が強いとみられるとし、2011/12年度の世界でのEV販売台数は2万5000台になるとの見通しを示した。従来予想は1万8000台だった。同社長は、ジュネーブ自動車ショーでロイターに対し、欧州での反応は非常にポジティブだと述べ、市場シェアの大きいドイツの自動車メーカーがこの分野に参入すれば、数年後には認知度が一層高まるだろうと加えた。
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