三洋電機は、民生用や自動車用、産業用など用途別に分かれている電池の社内分社や事業部を4月1日付で一つにまとめる方針を固め近く発表する。三洋最大の売りである電池事業の一体感を強め、パナソニックグループの組織再編(来年1月)で新設予定のエナジー部門で存在感を示す狙いだ。世界的に需要が拡大しているハイブリッド車(HV)向け充電池や、店舗や工場で使う大電力をためる産業用システムなど、将来性のある事業の企画・営業体制も強化し、顧客やパートナー企業の掘り起こしに取り組む。
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