【提言・自動運転】人に危害を加える自動運転車の是非、ロボット三原則は有効か

ロボットは人間に危害を加えてはならない。またその危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない――。これは有名な「ロボット三原則」の第一原則である。ロボット三原則はSF小説の巨匠アイザック・アシモフが自身の作品の中で提起したもの。単にSF小説の中だけの話ではなく、実際のロボット工学にも少なからず影響を与えてきた。人工知能(AI)技術などの進歩により、ロボットと人間の共存がいよいよ現実のものになろうとしている今、この第一原則について改めて考え直してみなければならない事態が生じた。これから最も身近な存在となるロボットは何か。ソフトバンクグループのPepperのようなヒト型ロボットや、ソニーのaiboのようなペット型ロボットも有力だが、社会に広く普及し産業に大きな影響を与えるであろうロボットは他にある。クルマ型ロボット、つまり自動運転車である。

人に危害を加える自動運転車の是非、ロボット三原則は有効か(日経XTECH)

 

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