【話題・企業】トヨタとホンダ、「燃料電池車」戦略の違い鮮明に

自動車メーカーの中でも燃料電池車(FCV)に力を入れてきたトヨタ自動車とホンダで、戦略の違いが明確になってきた。トヨタは2020年にも、燃料電池車(FCV)の生産能力を現状比10倍以上の月産3000台に引き上げる。一方、ホンダは来年をめどとしていた次期モデル市場投入を2―3年延期、まず電気自動車(EV)に経営資源を集中する。エコカーを巡る各社の判断は、中期的な競争力にも直結する。トヨタは20年後半の投入を計画する量産型FCV「MIRAI(ミライ)」の次期モデルで増産を図る。トヨタは20年以降にFCVの年間販売台数を3万台以上にする目標を掲げる。次期モデルの投入を機に、普及に弾みをつける。

トヨタとホンダ、「燃料電池車」戦略の違い鮮明に(ニュースイッチ)

 

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