【企業・自動運転】巨額赤字のライドシェア、レベル5の自動運転に託す高収益化戦略

米ライドシェア最大手のウーバー(Uber Technologies)は2019年4月11日、米証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)を正式に申請した。SECに提出したS-1資料(証券登録届出書、開示書類)から、約3400億円の営業赤字であることが判明した。同年3月29日に上場したシェア第2位の米リフト(Lyft)も約1000億円の赤字である。現状では収益よりもサービスの普及を優先した結果だが、これらの数字にやきもきしている投資家も多い。両社が黒字化、そして高収益ビジネス化の鍵として注力しているのがレベル5の完全自動運転の開発である。日本企業の元駐在員でシリコンバレーに24年在住し、現在はリフトの運転手をしている吉元逸郎氏に、リフトのS-1資料を基に自動運転の開発の現状や、ビジネスへのインパクトを解説してもらう。

巨額赤字のライドシェア、レベル5の自動運転に託す高収益化戦略(日経XTECH)

 

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