【施策・海外・自動運転】EUが目指す移動の未来、欧州全域を自動運転化する「MaaS」計画

EU(欧州連合)の運輸部門の担当理事が、2030年までに完全な自動運転テクノロジーが実現すると述べた。発言があったのは、スロベニアで4月4日から開催されたカンファレンス「City as a Lab」でのことだ。EUの運輸部門のVioleta Bulcは、交通事故による死亡者をゼロにするビジョンを掲げている。「自動車メーカーらは今年、新たに15の安全性向上や自動化を目的とした機能を、全ての車種に導入する」とBulcは続けた。欧州委員会(EC)は先日、欧州全域で自動車への先進運転支援システム(ADAS)の装着を義務づけることで暫定的に合意した。この合意は、乗用車や商用車に運転中の眠気や注意散漫の警告システム、インテリジェントなスピードアシスト、センサーによる確認装置、事故発生時のデータを記録する「ブラックボックス」などの装着を義務づけている。

EUが目指す移動の未来、欧州全域を自動運転化する「MaaS」計画(Forbes)

 

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