ビジネスソフトウェア大手の独SAPは2011年1月17日、研究プロジェクト「Future Fleet」の一環として30台の電気自動車を導入した、と発表した。このプロジェクトでは、再生可能なエネルギーだけを電力源として使用する電気自動車を対象に、企業の社用車として利用できるかどうか検証を行う。社用車として電気自動車を導入する独企業は同社が初めて。地域電力会社の MVV Energie と協力し、フィールド実験を実施、プロジェクトに必要な技術および組織的な基盤を構築する計画。実験は2月から9月まで実施され、約450名の社員が参加。参加者は出張時営業などに、通常使っている社用車の代わりに電気自動車を数日間にわたり使用する。
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