【話題・自動運転】電柱カメラで進入車両検知 関電、自動運転支援で実験

関西電力などは28日、交差点近くの電柱にカメラを取り付け、自動運転車に死角から進入する別車両の存在を知らせて、安全走行を支援する実証実験を神戸市内で報道関係者に公開した。実験では、信号機がなく見通しの悪い丁字路で、2本の電柱にカメラと通信機器を設置。交差点に近づく車の映像を人工知能(AI)で解析し、衝突の恐れがあると判断した場合は、通知を受けた自動運転車が安全確保のため一時停止する。実験は沖電気工業や日本総合研究所などと共同で、2月上旬から28日まで実施。関電は自動運転の普及に向けて電柱が重要なインフラになるとみている。これまでにパナソニックなどと共同で、電柱に取り付けたセンサーで歩行者を検知して走行中の自動車に伝える実証実験を実施した。

電柱カメラで進入車両検知 関電、自動運転支援で実験(産経フォト)

 

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