【新技術・自動運転】トヨタ、自動運転を想定したバーチャル人体モデル「THUMS Version 6」

トヨタ自動車は2月8日、豊田中央研究所と共同でバーチャル人体モデル「THUMS(サムス:Total HUman Model for Safety)」を改良して、「THUMS Version 6」として発売した。THUMSは、クルマの衝突事故における人体の傷害発生メカニズムをコンピューター上で解析できるバーチャル人体モデルで、JSOL(東京都中央区)と日本イーエスアイ(東京都新宿区)を通じて販売されている。THUMS Version 6では、自動運転車両などの普及による将来の乗員姿勢の多様化を想定して、詳細な内臓モデルに加えて、乗員の身構え状態やリラックス状態などさまざまな筋力状態を模擬可能な筋肉モデルを持ち合わせて、より精度の高い解析を可能にした。

トヨタ、自動運転を想定したバーチャル人体モデル「THUMS Version 6」(カーウオッチ)

 

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