1月8~11日にアメリカ・ラスベガスで開催されている家電・IT見本市「CES」において、最も多くの人を驚かせたメーカーは、おそらく中国のEV(電気自動車)スタートアップ「BYTON(バイトン)」だろう。2017年9月にミュンヘンでブランドがローンチされたバイトンは、まだ設立3年のいわばハードウェアスタートアップだ。彼らは自動車の主要コンポーネントや制御技術を持つメーカーやベンダーの技術、あるいは有名メーカーから移籍したデザイナーや生産技術者、さらには自動運転のコア技術やセンサー技術を持つベンダーなどとのパートナーシップでEVを設計している。