ドイツVW社は1月26日?29日に開催されるカタールモーターショーで、0.9Lの燃料で100km走行が可能な「0.9Lカー」のコンセプトカー「XL1」を出展すると発表した。VWはこれまでも2回、「1Lカー」のコンセプト車を発表しているが、今回のXL1は、これらに比べるとかなり生産型に近いモデルになっている。XL1のCO2排出量は24g/km。これを達成した技術としてVWは（1）CFRP（炭素繊維強化樹脂）製の軽量モノコック構造の車体、（2）Cd＝0.186という低い空気抵抗、（2）35kW/48PSを発生する2気筒直噴ターボディーゼルエンジン、モーター、７速DCT（Dual Clutch Transmission）、Liイオン2次電池から成るプラグインハイブリッドシステムの組み合わせにより、こうした低燃費が可能になった。
Volkswagen社、カタールモーターショーに生産型に近い「0.9Lカー」を出展（Tech on）