【提言・未来】「自動運転車を30万円、住宅を300万円で」、10年後の大勝負に向けて号砲が鳴った2019年

柳井氏は、企業が競争力を高める上で重要な要件を3つ掲げました。(1)「非常識なくらい高い目標を持つ」。(2)「自分の使命は何かをハッキリさせる」。(3)「大きな夢を描く」ことです。これらはいわゆるビッグ・ピクチャーそのものであり、GAFAが得意とするところです。そして、実際にファーストリテイリングもこれらを実践することで、現在のグローバル企業としての地位を不動にしつつあるわけです。日本のテクノロジー関連企業はかねてから、米国の企業に比べて、ビッグ・ピクチャーを描くのが苦手とされてきました。メーカーの中期経営計画を見ても、現状の事業体制の延長線を引き、利益目標などを策定しているところが少なくありません。

「自動運転車を30万円、住宅を300万円で」、10年後の大勝負に向けて号砲が鳴った2019年(日経XTECH)

 

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