【話題・自動運転】カリフォルニア州、自動運転車の公道実験拡大で事故も増加

自動運転技術の実験が全米各地で行われるようになったが、実施のための規制や実施中の報告義務が最も厳しいにもかかわらずカリフォルニア州は自動運転車の実験場として他を圧倒している。一方、公道を走る自動運転車の増加とともに事故も増えている。オートモーティブ・ニュースによると、2018年に加州陸運局から自動運転車の公道実験を許可されたメーカーは12月上旬現在で65社に上り(前年は1年間で46 社)、許可を受けた車の台数は326台から658台と倍以上に増えた。これに伴い、自動運転車が関わる事故の数も29件から67件と倍以上に増え、いずれも過去最多となっている。州陸運局の報道官は「これまでより多くの車両に許可が下りたメーカーが増え、事故の可能性も自然と高くなる」と説明する。他の州には同じような統計がないため正確な比較は難しいが、ウェイモが約400台のテスト車両を生産しているアリゾナを除き、カリフォルニアほど多くの自動運転車が走っている州はないと見られている。

カリフォルニア州、自動運転車の公道実験拡大で事故も増加(U.S. Front Line)

 

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