【企業・自動運転】自動運転、大手メーカー「完全自動」開発目指す

政府の計画では2020年のレベル3、25年までのレベル4の実現が掲げられているが、トヨタ自動車や日産自動車など大手メーカーが目指すのは、あくまで特定の場所や環境の下で完全自動運転となるレベル4以上の自動車開発だ。大手メーカー幹部は「技術的にそこ(レベル3)を目指すことはない」と話す。改正案が施行されればレベル3の走行が可能となる。しかし、自動車メーカーの中にレベル3の実現時期を明確に掲げる社は少なく、今回の改正試案に対しても「我々の技術開発に与える影響はほとんどない」(大手自動車幹部)という声が多数を占める。日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ社長)は20日の記者会見で、自動運転中にスマートフォンの使用などが認められる改正試案について、「現実と法律のギャップもあるし、解決すべき課題は多い。利便性も大切だが安全な交通を作ることが必要だ」と慎重な姿勢を示した。

自動運転、大手メーカー「完全自動」開発目指す(毎日新聞)

 

Tagged on: ,