【話題・自動運転・インフラ】伊那の自動運転車実証実験 磁気マーカー埋設

国土交通省が今年度、伊那市長谷の道の駅「南アルプスむら長谷」を拠点に行う自動運転の実証実験に向け、ルート上にある同市高遠町の白山トンネル内に磁気マーカーを埋設する工事が25日から2日間の日程で始まった。自動運転中の車の位置を補助するためのシステムで、市は「トンネル内を自動運行する実験は全国でも初めてではないか」と説明。改めて実証実験に期待している。自動運転は衛星利用測位システム(GPS)を利用して走行しているが、トンネル内はGPSの受信感度が低下する。磁気マーカーはこれを補助するため、マーカーから出る磁気を車載のセンサーで感知し、車の位置を補正する仕組みという。

伊那の自動運転車実証実験 磁気マーカー埋設(長野日報web)