【企業・自動運転】トヨタが描く自動運転技術の未来、主役はあくまでドライバー

  • 自動運転技術で自動車をより安全で使い勝手をよくするのが狙い
  • 意識改革が必要、漠然と本業を続けるのでは通用しない-友山副社長

ジョン・レオナルド氏が米マサチューセッツ工科大学(MIT)キャンパスにある平屋建ての殺風景なガレージのドアを開けると、中にはトヨタ自動車のセダン「レクサス LS 600hL」があった。レオナルド氏の説明によれば、この銀色のレクサスには最大200メートル離れた人や物体を感知・特定して反応するレーダーやビデオカメラ、レーザーが装備されている。「タクシーで通り過ぎれば、トヨタの将来がここでデザインされているとは誰も想像できないだろう」と話すレオナルド氏は、トヨタが2016年1月に米国に設立した人工知能研究会社「トヨタ・リサーチ・インスティチュート(TRI)」の自動運転研究担当バイスプレジデントだ。そしてこのレクサスこそ、自動運転車開発に向けた同社の取り組みに不可欠な存在だ。

トヨタが描く自動運転技術の未来、主役はあくまでドライバー(ブルームバーグ)

 

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