【話題・自動運転】自動運転車よりも現実的? 米国で自動操縦の救護ヘリ配備へ

シリコンバレーのスタートアップ企業であるスカイライズ(SkyRise)は、ヘリコプターの操縦席から人間を不要にすることに取り組んでいる。スカイライズは先週、同社のセンサー機器を搭載した自動操縦ヘリコプターのプロトタイプの試験をカリフォルニア州トレーシーで開始した。このヘリは2019年1月に、現地の911(緊急通報電話)対応のために配備される予定だ。スカイライズは自動操縦ヘリに、レーダーやカメラ、オンボード・コンピューターといった自動運転車で見られるような機器を搭載した。今回の初期試験ではまだ、人間が操縦桿を握るが、目的はデータ収集である。センサーから得られた情報はパイロットに提供され、濃霧などの危険な状況下での飛行をより容易にすべく活用される。データはまた、同社の人工知能(AI)アルゴリズムをより洗練させるためのシミュレーションを作成するのにも役立つだろう。

自動運転車よりも現実的? 米国で自動操縦の救護ヘリ配備へ(MIT Technology Review)

 

 

Tagged on: ,