【提言】騙されるな、空前の電気自動車(EV)ブームは空振りに終わる

相変わらず次世代環境車の議論が盛んで、その本命として扱われるのが電気自動車である。しかし、新聞やテレビで大騒ぎする「新技術」の大半は「空騒ぎ」に終わる。実現する前に起こる大ブームは、大抵、投資を引き寄せるためか、政治的思惑で過剰に囃し立てられるものだからである。例えば、戦後しばらくして米国で「空飛ぶ自動車」がもてはやされた時期があって、米国のマスコミはもちろんのこと、権威あるシンクタンクまでが「空を飛ばない自動車は時代遅れのポンコツになる」というようなレポートを出していた。だが、今でも空を飛ぶ自動車を実際に観たことがある人間はごくまれだろう。

騙されるな、空前の電気自動車(EV)ブームは空振りに終わる(現代ビジネス)

 

Tagged on: