【自動運転・地方自治】東京都、自動運転の技術開発・サービス創出支援を拡充

東京都が自動運転技術の開発やサービス創出の支援に乗り出した。企業や大学が実施する実証実験の行政手続きなどを支援するワンストップ窓口を2017年に開設したのに続き、18年度は初めて関連予算を確保し、都も関与する形で実証実験する。自動運転ビジネスの発展を促し、都が抱える渋滞などの交通課題の解決につなげる狙いだ。「正直、担当者を増やしてもらいたい」―。都の前林一則政策企画局調整部先端事業推進担当課長はうれしい悲鳴を上げる。都が政府と共同で17年9月に立ち上げた「東京自動走行ワンストップセンター」。反響が大きく、担当者3人ではほぼ手いっぱいだという。

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