【企業・自動運転】「中国のグーグル」百度が狙う自動運転の覇権

世界中で進む自動運転車の開発競争は、100年以上続いた自動車産業の秩序を一変させるかもしれない。誰がその頂点に君臨するのか――。自動車大手にIT(情報技術)企業を交えた「異種格闘戦」の行方に注目が集まっている。中国でその座を虎視眈々(たんたん)と狙っているのが、ネット検索最大手の百度(バイドゥ)だ。検索の本家、米グーグルをまねたようなソフトウエア戦略に加え、数々の布石を打っている。2017年4月に発足した百度の「アポロ計画」は、自動運転車の開発を加速させるため、業界の垣根を越えた連携を促すオープンソース型のプラットフォームだ。わずか1年余りで、自動車メーカーやサプライヤー、半導体メーカーなど100社以上が集まった。

「中国のグーグル」百度が狙う自動運転の覇権(日本経済新聞)

 

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