【提言・新技術】自然渋滞は自動運転社会を待たずに対処できる

フォードとヴァンダービルト大学の研究者たちは今週、アダプティブ・クルーズコントロール(定速走行・車間距離制御装:ACC)が広く普及している交通だと自然渋滞の発生確率を抑えられるということを実証する試験を始めた。合同で組まれた研究チームは今までで最も大規模かつ現実的な実地試験を行い、交通網に大きな影響を及ぼす自然渋滞は現行のテクノロジーで十分対策できることを示した。実験ではフォードの専用テストコースで36台の車が一般的な高速道路の交通を想定した走行を行った。全車両にはACC機能が効いている状態で走行したのち、同じシナリオをACCなしで走行した。結果、ACC機能が働いている場合、ブレーキを踏んだ時の交通の流れに対する影響がACCなしの場合の交通よりも少なかった。更に、全車両ではなく3台に1台程度でもACCが機能していると交通に良い影響が出た。

自然渋滞は自動運転社会を待たずに対処できる(MotorFan TECH)

 

 

Tagged on: ,