【新技術・自動運転】芝浦工大、自動運転に向けLiDARの認識範囲拡大

芝浦工業大学システム理工学部機械制御システム学科の伊東敏夫教授は、「確率共鳴」を使って、遠距離・広範囲にある物体を認識する技術を開発したと2018年7月3日に発表した。確率共鳴とは、信号にノイズを加えることで、ある確率の下で信号が強まり、検知能力が向上する現象をいう。例えば、ザリガニが外敵や水流の動きを感知する際に用いるとされる。伊東氏は、今回の技術によって高性能センサー「LiDAR(ライダー)」の認識精度が向上し、運転支援システムや自動運転技術の発展に寄与できるとしている。

芝浦工大、自動運転に向けLiDARの認識範囲拡大(日本経済新聞)

 

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