【地方自治・自動運転】自動運転実験、静岡県など産学官が連携

静岡県は28日、自動運転の実証実験を行う産学官プロジェクトを立ち上げた。実証実験は県西部の袋井市の公道などを利用するほか、県が持つ県道データを自動運転向けの3次元地図の作製に活用する。3年かけて実用化のための課題を探る。県庁で同日、プロジェクトの発足式を開いた。プロジェクトには県や袋井市のほか、ダイナミックマップ基盤(東京・港)やタジマEV(同・板橋)、名古屋大学、静岡理工科大学が参加した。実証実験は2018年度中にエコパスタジアム(袋井市)の敷地内で始め、最寄り駅のJR愛野駅までの約1キロメートルの市道でも走行する予定だ。自動運転車はタジマEVの2人乗り電気自動車「タジマ・ジャイアン」に名古屋大のシステムを搭載する。

自動運転実験、静岡県など産学官が連携(日本経済新聞)