ヤマダ電機は30日、電気自動車(EV)を全国の店で販売する方針を明らかにした。首都圏の一部店舗で今月から扱い始めたが、来年3月に予定される家電エコポイント終了後の目玉商品の一つとして販売網を広げる。自動車メーカーはEV開発に力を入れており、家電量販トップの本格販売で普及に弾みがつきそうだ。 ヤマダは連結子会社を含めて全国に595店(11月末現在)あるうち、東京都や神奈川県などの17店で、三菱自動車のEV「アイミーブ」(希望小売価格398万円)を販売中。今後はエコ関連商品を収益の柱に育てる方針で、太陽光発電システムなどとあわせてEVを売り込む。
【企業】】ヤマダ電機、EV販売を全国展開
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