【新技術・電池】100倍の速さで充放電する新型電池、2020年度に量産へ

凸版印刷は2018年3月14日、次世代二次電池事業に本格的に参入すると発表した。「エクセルギー電池」の開発・製造を手がけるエクセルギー・パワー・システムズ(東京都文京区、以下エクセルギー)と同年2月9日に資本業務提携を締結しており、約5億円を出資とエクセルギー電池事業の共同推進に合意。エクセルギー電池は急速な充放電を行えるのが大きな特徴の電池で、2020年度の量産化を目指すとしている。出資先のエクセルギーは、2011年設立の東京大学発のベンチャー企業。水素を利用した蓄電池や燃料電池の製造開発を手掛けている。凸版印刷はエクセルギー設立当時から、エクセルギー電池の共同開発や事業化に向けた実証を進めてきた。このほど、連続的に急速充放電が可能で、耐久性の高い二次電池の開発にめどが立ったため、資本提携と事業化を共同で進めていくことに合意したという。

100倍の速さで充放電する新型電池、2020年度に量産へ(スマートジャパン)

 

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