【提言・自動運転】一般道での自動運転が実現できない最大の理由

一般道で実現しない一番の理由は歩行者と自転車だ。自動運転の目的のひとつは交通事故の削減である。たしかにクルマ同士の事故は、クルマ同士がコネクテッドしてぶつからないようにと技術の開発が進んでいる。でも、こう言ってはなんだが、クルマの中にいる人はエアバッグや衝撃吸収ボディがあるから、速度さえそれなりに落とせばなかなか死ぬような事故にはならない。自動運転なんてなくても、交通事故死者数は削減できるのだ。問題は、生身でいる歩行者と自転車だ。人とクルマがぶつかれば、車速が限りなくゼロに近くても死亡事故になる。死ななくても、内臓破裂や脊髄損傷、脳挫傷で高度障害が残るケースもいくらだってある。自動運転で事故を削減したいというならば、まっさきに取り組まなければいけないのは歩行者&自転車対策だろう。

【岩貞るみこの人道車医】一般道での自動運転が実現できない最大の理由(レスポンス)

 

Tagged on: ,