【自動運転】自律自動車へ向けて基幹部品ライダーも進化中

完全な自自律自動車の屋根で回転している象徴的なレーザー・センサーが、完成度を上げてきた。世界市場をリードするライダー(LIDAR:レーザーによる画像検出・測距)メーカーのベロダイン(Velodyne)は、現在販売されているライダー・センサーよりも視野が広く、精度の高い新型デバイスを完成させた。大きさも、従来の高解像度デバイスに比べて5分の1だ。ライダー・センサーは、近くの物体にレーザー光線を照射しその反射を利用して、精度の高い周囲の3Dマップを作り上げるもので、自動運転自動車に欠かせない部品だ。市販製品としてこれまで最高とされていたのは、ベロダインのHDL-64Eで、クルクルと回りながら64本のレーザー光線を同一方向に照射するコーヒー缶ほどの大きさのものだ。64本のレーザー光線はそれぞれ0.4度の角度を付けて照射され、到達距離は120メートルだ。

自律自動車へ向けて基幹部品ライダーも進化中(MIT Technology Review)

 

 

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