【自動運転・未来】運転から解放される日 考えるクルマ、街へ空へ

1月下旬の米ラスベガス。僕(36)はレストラン街でバスを待っていた。しばらくすると、鮮やかな青色ボディの8人乗り小型バスがバス停に到着した。乗り込むとバスには運転手はいない。ドアが閉まり、ウィーンという電気自動車(EV)ならではのモーター音をたててバスは静かに動き出した。このEVバスは仏部品大手のヴァレオなどが出資する仏ベンチャー、ナビア製のものだ。公道を一般車と一緒に走る実証実験をしている。無料で誰でも自由に乗れる。約1キロメートルのコースを巡回、多い日では1日およそ200人を乗せる。ラスベガスのある米ネバダ州は規制緩和が進む。一般の人を乗せて実証実験できるので、世界から「未来のクルマ」が持ち込まれ、競うように街中を走る。

運転から解放される日 考えるクルマ、街へ空へ(日本経済新聞)

 

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