【話題・海外】ミュンヘン工科大学、「低価格でモジュール式の小さなEVが、アフリカのモビリティを変える」

ミュンヘン工科大学(TUM)車両技術学部のマルクス・リーンカンプ教授率いるチームは2013年から、アフリカを中心にした途上国のためのモビリティを考えるというコンセプトで、低価格の電気自動車(EV)「aCar」の開発を続けてきた。そのプロトタイプが、17年9月のフランクフルトモーターショーで初めて一般公開され、国内外で大きな反響を呼んでいる。「aCar」のバッテリー容量は20kWh。220Vの一般家庭用コンセントを使って7時間でフル充電でき、80㎞を走行できる。野菜や果物といった農作物の運搬、急病人が出た場合の20〜30km先の街への輸送や医療物資の調達、あるいは飲料水を得るための装置の運搬など、多用途に適応できるように座席後方がモジュール式になっている。加えて、太陽光発電パネルを設置したまま走行することも可能だ。

低価格でモジュール式の「小さなEV」が、アフリカのモビリティを変える? ミュンヘン工科大学が開発(WIRED)

 

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