【提言】「匠の技」頼みの日本自動車メーカーの危機

自動車産業界ではいま、大きなパラダイムシフトが起きている。その動きは「CASE」というキーワードで端的に象徴される。Connected(つながるクルマ)、Autonomous(自動運転車)、Shared(配車サービスなど)、Eelectric(電気自動車)の頭文字を取ったものだ。クルマが常にインターネットに繋がり、その指示を受けてEVの自家用車が無人走行でシェアカーとして貸し出される時代は夢物語ではない。 こうした動きに合わせてクルマの開発・生産手法も大きく変化し、日本が得意としてきた「匠の技」が通じにくい時代が来ている。変化とは、バーチャル・シミュレーションの技術を使った開発がドイツを中心に進んでいることだ。3次元のバーチャルリアリティ(VR)の画面で開発していくイメージだ。

「匠の技」頼みの日本自動車メーカーの危機—— VRでの新車開発でドイツに完敗(ビジネスインサイダージャパン)

 

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