【市場・インフラ】普通・急速・ワイヤレス――EV充電インフラはどう普及するのか

調査会社の富士経済は2017年10月、環境対応車用充電器などの充電インフラの普及状況(ストック市場)について、各国政府の方針を踏まえ調査し、将来動向を「次世代自動車充電インフラ機器のグローバルマーケット展望2017」にまとめた。電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の市場拡大に伴い、グローバルに充電インフラの普及も一気に進みそうだ。特に普通充電器(パブリック)やワイヤレス給電システムの伸びは著しいと予測されている。2020年にかけて、米国でのZEV規制本格化や、欧州での自動車メーカーによるPHVの新発売などにより、EVやPHV市場の拡大が予想される。EVやPHVの所有者による自宅での充電器(プライベート)の設置以外にも、高速道路や幹線道路沿い、商業施設などでの充電器(パブリック)の整備も加速するとみられる。現在普及している充電インフラは、普通充電器と急速充電器であり、急速充電器は高速道路や幹線道路沿いに、普通充電器は商業施設などといったすみ分けがなされている。

普通・急速・ワイヤレス――EV充電インフラはどう普及するのか(スマートジャパン)

 

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