【市場】富士経済、Liイオン2次電池市場は車載向けがけん引

富士経済は、日本国内を中心に電池メーカーの事業再編などが相次ぐリチウム(Li)イオン2次電池市場について、調査結果を2017年9月21日に発表した。この調査は、Liイオン2次電池5品目をはじめとした2次電池10品目と、1次電池8品目、Liイオン2次電池の制御部品5品目、次世代電池5品目の計28品目の市場動向をまとめたものである。小型のLiイオン2次電池では、スマートフォン(スマホ)やウエアラブル端末で用いられるラミネート型の需要が拡大している。シリンダー型は充電式電動工具や電動バイク、米Teslaの電気自動車(EV)・ESS(Energy Storage System)向けが好調であることから、需要拡大が続くとしている。角型は縮小傾向にある。角型に参入する多くの電池メーカーが、ラミネート型や車載専用品へのシフトを進めている。

Liイオン2次電池市場は車載向けがけん引、富士経済(日本経済新聞)

 

 

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