【施策・海外】電気自動車「天国」に続く補助金の道

ノルウエーのフィンノイ島は、電気自動車(EV)の所有率が世界一高い。その理由は、本土との間をつなぐトンネルの年間6000ドル(約66万円)の利用料金が、免除になるためだ。トンネルが開通した2009年以降、米テスラ(TSLA.O)のEVや、日産自動車(7201.T)の「リーフ」の売上が急増し、今ではフィンノイ島を走る車の5台に1台が電気自動車となっている。世界的には、この割合はまだ100台に1台程度だ。国際エネルギー機関(IEA)によると、昨年ノルウエーで登録された新車の29%が完全なEVまたはプラグインハイブリッド車だった。これは2位オランダの6.4%や、3位スウェーデンの3.4%を大きく上回っている。中国は1・5%で、米国は1%未満に過ぎない。

アングル:電気自動車「天国」に続く補助金の道(ロイター)

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